入れ歯相談

ご家族様へ

ご家族が、入れ歯のことでお悩みのときは、どうぞ当院にご相談下さい。
口腔外科の観点から、口臭の原因や、お口の中に現れる症状でわかる健康状態などもチェックいたします。

ご家族の方でこんなお悩みのお声があったらぜひご相談ください。

  • 入れ歯の金属があたって痛い
  • 舌触りが気になる
  • 食べ物の味が違う気がする
  • 付け心地が悪い
  • 入れ歯が臭う
  • 入れ歯が合わない

金属の見えない入れ歯『カルデント』

近年の入れ歯は、材質や仕上がりの種類が大変豊富になりました。お口の中に直接入るものですから、じっくりお選びください。

POINT1薄く、お口の中が快適。

カルデントは、従来のレジン(プラスチック)ではなく、カルデントという、特殊な樹脂を使用しています。そのため、今までにない薄さを実現しました。薄く、従来の入れ歯の約半分の重さでありながら丈夫です。舌触りも優しく、フィット感があります。
また、食べ物が付きにくいのも特徴です。餅などが口の中で滞らず、ノドにつまりにくくなりました。

POINT2見た目が入れ歯とはわかりません。

床の部分は大変薄くできています。歯肉の部分が透けて見えるほどです。付け心地も今までの入れ歯とは違う新しい感覚です。

POINT3金属アレルギーの心配なし。

金属バネがありませんので、アレルギーの方も安心です。
ただし、抜歯で歯を失った場合、歯をつぎ足すといった補修や修理ができません。このような場合は新しくつくるしかないのが実情です。当クリニックでは、こういった場合でも「同じものをつくりたい」とご希望になられる患者さまがほとんどです。

痛くない入れ歯(バイオシリコーンデンチャー)

軟らかい素材のお口に優しい入れ歯。

従来の入れ歯がなかなか合わない原因のひとつには、素材自体が硬いことだと感じます。硬い素材は、やはり口の中によい影響を与えません。
その点でシリコーンデンチャーは、歯肉にあたる部分に軟らかい素材のバイオシリコーンを使用していますので、やわらかい歯肉にピッタリとした感触が得られます。
また、シリコーンデンチャーは、今までの素材では入り込めなかった歯肉の深い所まで覆うことも可能です。患者さまのお口にピッタリ合った入れ歯をつくることが可能になりました。それにより、噛むことや噛む力が増大します。

生体用シリコーンのメリット

1.血液や体液などで性質が変化しない
2.体に異物反応や炎症を起こさない
3.発がん性がない
4.アレルギーのある人にも使用できる
5.長時間の使用でも、張りや弾力が失われない
6.滅菌処理をしても性質が変化しない
7.加工や整形が簡単
8.柔軟性が高い
9.装着しても痛くない

金具(クラスプ)が気になる方には…

バイオシリコーンを金具の代わりに用いることができます。お口の状況にもよりますが、バイオシリコーンで入れ歯を固定することで、金具のない入れ歯にできます。

シリコーンデンチャーについてQ&A

Q

シリコーンデンチャーの耐久性は?

A

お手入れ次第ですが、平均で3年以上は快適にお使いいただけます。
もし入れ歯が合わなくなったときは、バイオシリコーンの部分の取り替えは可能です。

Q

シリコーンデンチャーは安全なの?

A

バイオシリコーンは、安全面で国が承認しています。医療の世界で広く使用されておりますのでご安心ください。

Q

手入れの方法は難しいの?

A

基本的には、従来の入れ歯のお手入れと同じです。バイオシリコーンの部分は中性洗剤を用い、毎食後やわらかいブラシで清掃します。

患者樣の声

【81歳女性】
入れ歯で奥歯の落ち着きが悪く、食事がおいしくないと来院。バイオシリコンデンチャーの入れ歯につくり変えられました。「痛くないので、食べる楽しみが増えました」とご満足頂きました。